公園にいくと、両手いっぱいにどんぐりをひろっている子どもを見かけませんか?
今日はそんなどんぐり大好きな子どもたちにおすすめの絵本です。その名も「どんぐりとんぽろりん」。
どんぐりとんぽろりんのあらすじ
くまさんとりすさんがどんぐりをあげたりもらったりする話。ストーリー性が複雑でないので、小さい子どもにもぴったりの絵本です。
小さい子でも5歳でも
この絵本は、乳児から5歳児まで楽しめるので、縦割り保育などにもおすすめです。小さい子は絵をじーっと見つめていて、大きい子たちは字を追って「一緒にリズムよく読む」ということを楽しんでくれます。
小さい子の絵本というと絵を楽しむという用途が強いのですが、この絵本のように「聞いて、耳で楽しむ」というのも素敵ですよ。
どんぐりとんぽろりんのみどころ
なんといっても見どころは、言葉のテンポの良さと柿本さんの可愛らしい挿絵。読んでいる大人も楽しくなってしまう語感の良さなのですが、子どもがすぐに覚えてしまうところをみると、覚えやすい語感を意識されているのかな?と思います。
また、「いるだけあげたら おやすみ ね」という言葉は、おやすみ前の絵本にはぴったりです。まだ遊びたいとごねる日でも、この絵本を読むとすっと寝付いてくれますよ。